DelightStyle(デライトスタイル)
高音担当 katsue と低音担当 misaco の女性2人組ヴォーカルユニット。
さいたま市主催「THE登竜門夢KANAユニットオーディション」のグランプリを受賞し、同市出身のミュージシャン「タケカワユヒデ(ゴダイゴ)」作曲のさいたま市歌「希望のまち」を歌い、さいたま観光大使を務める。
スーパー戦隊主題歌でお馴染のYOFFY(サイキックラバー)プロデュースによる PSP「桜花センゴクPortable」OP&EDテーマでゲームソングデビューする。主なタイアップとしてWEBゲーム「WEB! Knight Carnival」イメージソング、PCゲーム「四畳半プリンセス」主題歌、PSVita「オメガラビリンス」主題歌、オンラインゲーム「星界神話」主題歌、PS4/PSVita「オメガラビリンスZ」主題歌、エンディングも担当!!
2016年には初となるワンマンライブ(池袋Live in Rosa)で動員200名、2017年には主催ライブ「Monster’s Stage!!」を成功させる。
ユニット結成のエピソードを教えて下さい。
katsue(以後k):先ずmisacoとの出会いがアルバイト先なんです。元々misacoが一人で歌を歌っていたんですけど、ユニットで歌いたいと思っていたらしいんです。
misaco(以後m):ユニットというか複数で歌いたくて、二人じゃなくても良かったんですけど。
k:それで突然白羽の矢が立った的な(笑)
m:突然バイト中に「歌とか興味ない?」って(笑)
口説いて?
k:口説かれて(笑)それでカラオケ行こうよとmisacoオーディションが開催されたんですよ。
m:下手だったら意味無いじゃないですか?(笑)音痴だったらアレなんで……
k:見事合格しまして!
m:合格っていうの?
一緒にやりたいなと思ったと?
m:そうですね、歌下手じゃなかったんで。あ、でも完全にビジュアルで選びました!
一同爆笑
k:上から目線のmisacoオーディション(笑)
m:仲も良かったんですけど誰でも良いってわけじゃなかったので(笑)
この話は組むことが決まってからkatsueさんは聞かされたんですか?
k:いえ、私はそんなこと全然聞いてなくて(笑)「興味ない?」って聞かれて折角だからとmisacoオーディションを受けて合格しただけです!全然そんなこと知らなかったです……
m:今初めて言いました(笑)
k:ありがとうございます(笑)
プロフィールを見るとkatsueさんは元々モデルをやられているようですが、歌にも興味があったのですか?
k:元々歌の方が先で、モデルの方は歌を始めてしばらくして始めました。それまでは何もやっていなかったので。
最初から歌をやりたいと考えていたのですか?
k:歌を歌う事は元々好きでしたが、人前で歌いたいという事はそれまで思っていませんでした。それまでホヘーっとしてました(笑)歌をやると決めてからは本気で取り組んでいます。
m:私の見る目があったってことですよね(笑)
一同爆笑
k:気がついたら歌うことに(笑)
m:キッカケ作っちゃった?(笑)
続いてmisacoさんにお聞きします。katsueさんと出会ったときには既に歌をやられていたということですが、ボーカルスクールなどに通われていたんですか?
m:元々劇団に入っていたんですけど、演劇ではなく歌の方に興味があったんですね。当時事務所に所属していて歌を歌わせていただいていて、ライブとかもやっていたんですけどずっとソロで歌っていくのは嫌だな、と思っていたときにkatsueと出会ったんです。
好きな歌手、音楽は何ですか?
k:これまでは満遍なく色んな音楽を聴いていたんですけど、好きというかよく聴くのは宝塚歌劇の音楽です。昔から大好きで、実は宝塚を受験しているのですが、受験するにあたり声楽に通っていたので、当時は歌をうたう事自体を今とは違う感覚で捉えていたような気がします。
結構真似て歌ったりしてたんですか?
k:宝塚を歌うときは男役さんの低音が好きなので家で大声で歌ってます。(笑)
今でこそDelightStyleでは私が高音を担当していますが、最初は高音低音に分かれていなかったんですが、アニソンをカバーして歌い始めてから自然とお互い得意な音域がわかってきて、今の形態になりました。
misacoさんは何に影響を受けましたか?
m:私は普段から洋楽と邦楽一緒に聴いているんですが、TLCとかBoyz II Menとかその辺のBlack MusicやBritney Spearsが好きで、それまでRockはあまり聴いてこなかったんです。今の自分の歌い方に影響を与えたとなると思い浮かぶものが無くて……。歌をやりたいと思ったのも音楽が好きだからで、「○○のようになりたい!」という憧れからじゃないんですね。以前ソロでゲームソングを歌っていた時「歌い方を変えてみて」と言われ、絢香さんを参考にしました。その時いただいた曲がバラード系の曲が多かったので声だけで感情を表現したかったんです。
それでアニソンを歌いたいと思ったときに「Rockを勉強しないと!」と思いました。アニソンはそれまで聴いていた音楽とは歌い方が全然違うので。
二人ともバックグラウンドが別々ですね。
m:全く違う(笑)
ユニットを組み、活動を開始した当初からアニソンを歌いたいと考えていたのですか?
二人:考えていなかったです。
k:最初は今と全然違う音楽でした。私自身音楽に詳しくなかったので、misacoに聞いたり、2人で相談しながら活動スタートしたのですが、何故かライブをするなら曲をカバーしようという考えは無くて、オリジナル曲を作らなきゃ!って思ったんです。
m:周りにいた人達のライブがオリジナル曲をやられていたんです。そんな環境にいたのでオリジナルをやることが当たり前だと思っていて、自然と曲を作らなきゃと考えてました。
オリジナル曲の制作を自身で行うときはどのように作っているのですか?
m:katsueが作詞をして、私が鼻唄で歌ったメロディーを知人に編曲をお願いして作ってました。
その曲は今も披露されていますか?
m:今も歌っています!オリジナル曲の数もまだ少ないので。
k:最近はありがたいことにゲームソングのタイアップ曲を歌わせていただいているので、ライブでもアップテンポな曲が多いんですけど、結成した当初のオリジナル曲はそれとは逆のどバラードな曲だったり、しっとり系の曲を作っていました。今ライブではあまりやらないんですけど、ワンマンライブや少し長めに持ち時間をいただいた時は歌っています。
このバラードやしっとり系の音楽が当初目指していた音楽ということですか?
m:本格的に「世に出ていきたい」と考えて活動し始めた頃と「アニソンのタイアップを取りたい」と思い始めた頃が同じなんです。それ以前の初期段階では趣味ではないですけど「楽しくライブで自分の好きな歌を歌えていれば良いよね」という感覚でいました。
アニソンの歌いたいと思ったキッカケは何ですか?
m:結成して2年くらいは自分達が楽しくやれたらそれで良いと考えて活動していたんですけど、その後少しの間活動休止していた時期があって、また活動再開したときに声をかけていただいたイベントがアニソンをカヴァーするイベントで、出演者の歌で会場が凄い盛り上がっていたんです!それで「アニソンをカヴァーしよう!」となってやったときの楽しさが忘れられなかったのがキッカケですね。
その時は何を歌われたのですか?
m:タッチと乙女のポリシー、あとマクロスフロンティアのライオンです。
k:アニソンで何をカヴァーしたら良いのかわからなくて、幅広い年代に向けて王道なこの3曲を選びました。
m:80年代、90年代、2000年代という風にどの世代の人が見ても楽しめるようにしました。本当に何がウケるのかがわからなかったので(汗)
二人ともアニソンに対してあまり馴染みがなかったのですか?
m:私はアニソンと意識して聴いてはいなかったですが、逆にkatsueは……
k:子供の頃は大好きでした!「夢は声優さんになりたい!」と言ってました。今でも気になったアニメは見ています。
アニソン歌手を目指して活動していく中、さいたま市主催の「THE登竜門夢KANAユニットオーディション」でグランプリを受賞されるんですけどこの時のエピソードを聞かせてください。
k:オーディションの決勝がさいたまスーパーアリーナで行われたんですね。当時はグランプリを狙ってというよりは、そのさいたまスーパーアリーナのステージで歌いたいってだけで、最初の目標は決勝進出でした。そしたらグランプリいただいてました(笑)
m:さいたま市のオーディションだったので課題曲がさいたま市歌でした。この1曲をとにかく練習して予選に行くと、作曲者であるゴダイゴのタケカワユキヒデさんも審査員で参加されていて、直接アドバイスがもらえるという予選だったんです。そのアドバイスを受けて練習を続けたらグランプリいただけました。
k:オーディションを初めて受けて、初めていただいたグランプリでした。オーディション自体がさいたま市歌を一年PRする観光大使を選ぶものでしたから……
m:「希望(ゆめ)のまち」という曲で何かの行事があると襷をかけて歌ってました(笑)
タケカワさんとのエピソードは他にもありますか?
k:年一回タケカワさん主催のチャリティーコンサートがあって、歴代のグランプリの人達と一緒に呼んでいただいています。
m:銀河鉄道999も歌わせてもらったしね!
k:市歌はタケカワさんのスタジオでレコーディングだったんですけど、各地を廻るときに希望のまちだけだと曲が少ないので「折角なので銀河鉄道999歌わせていただけたりしないですかね~?」と言ったら「良いよ!」と快諾していただいて……
m:(笑)。ちゃんとデラスタバージョンにキーを合わせてもらったオケをいただきました!
k:それからは歌いまくってきました(笑)
その後YOFFY(サイキックラバー)さんプロデュースでゲームの主題歌を担当されますが、これもどういった経緯でやることになったのですか?
m:実はタケカワさんよりYOFFYさんの方が先に出会っているんです。タイアップをいただいたのは観光大使の後になるんですけど、それより前にライブ会場で会っています。その時もライオンを歌っていたんですけど、やるからにはとことんなので、ウィッグから何からシェリルとランカの本気のコスプレをしていたときで(笑)
k:この時は出演者に知り合いがいたので見に来ていたみたいです。
m:丁度その時YOFFYさんも女性ボーカリストを探していたみたいで。まさかコスプレをしている人に声をかけるなんて……(爆笑)
でも良いと思われなければ声かけられないですよね?(笑)
k:という風に自分達は捉えたいです(笑)でもタイアップの話をいただく前はイベントで共演することもなく、ライブを見させてもらったりするくらいで、この話が来てからご自身のイベントに声かけてもらって共演したりとガッツリ関わるようになりました。
m:去年はスパリゾートハワイアンズでサイキックラバーさんとDelightStyleでツーマンというライブをしました。
k:いつもはフラダンスのステージをやっているところでライブしたんですけど、ハワイと同じ温度に保たれてるので暑くて死にそうでした(笑)
m:酸欠になるんですよ(笑)汗の量も脱水症状起こすんじゃないか!?ってくらいで。
YOFFYさんはデラスタのワンマンにゲストで出演してもらったりしてます。その時は「特捜戦隊デカレンジャー」をサイキックラバーさんのライブでも中々見られないようなYOFFYさんのアコギに乗せて歌いました。
k:私達がブブゼラみたいな楽器でイントロのギターを再現したり不思議な………笑いしか起こらなかったですね(笑)
m:かなりシュール(笑)
YOFFYさんのギターが聴けるって中々貴重ですよ!
k:デラスタのワンマンだからYOFFYさんのアコギ聴けるし、シュールなデカレンジャーが見れるんだと思います(笑)オリジナル曲も結成当初はあまり多く作れなくてそこが悩みだったんですけど、YOFFYさんと出会ってからは自分達で曲を作るということはあまり無くなったんですが、YOFFYさんのおかげでたくさんの楽曲に出会うことができました。
m:出会う以前に作った曲はライブで使うオケしかなかったので、YOFFYさんにレコーディングしてもらいちゃんと音源化することが出来ました。
k:アニソン歌手を目指すキッカケを作ってくれたのも、初めて出たイベントとは別にYOFFYさんが絡んでいて、サイキックラバーさんがアニサマ(Animelo Summer Live)に出演されているのを見させていただいてなんです。やっぱりアニサマって凄いじゃないですか?見ていて感動するじゃないですか?
m:これに出たい!と思って。
k:そこからは一直線です!
m:出るためにはどうしたら良いか考えたときに、アニメのタイアップを持っていないと出られるかどうかにもならないから。
k:このことがデラスタの方向性を決定付けましたね。
それがさいたま市の観光大使オーディション応募にも繋がっている?
二人:正にそうです。
m:歌を歌って数秒後に自分の声が返ってくる経験なんて普通は出来ないじゃないですか?決勝の時に「ホントに時差があるんだ」という体験が出来ました(笑)
k:その時は会場の三分の一位しか使っていない状態だったんですけど、本当に感動しましたね。
新しい音源のリリース予定はありますか?
m:年内には出したいなと思っていて、夏コミに出られることになったらそこで1つ出したくて、秋にもう1つ出せたら良いなと思っています!
k:ミニアルバム的なものを凄く下の方から社長に伺って出そうということになりました。
m:4月にはL-1Grandprixという投票制の勝ち抜きライブにエントリーしているので応援お願いします!
k:我流トーキョーさんもエントリーしているライブです。
ユニット活動の一つとしてラジオ番組をやられてますがどういった番組ですか?
m:ゆる~い番組です。
k:クスッと笑ってもらえたら嬉しいな、と思っています。デラスタらしくやれたら良いなと思っていて、構成も自分達で作ってます。
m:コミュニティFMなんですけどミキサーも自分達でやっていて、スタジオ内も二人しかいないので大分緩いです(笑)
k:この間放送300回を迎えたんですけど、そうすると6年くらい続けてることになるんですよね。それを改めて凄いなと思って!
m:自分で(笑)
k:だって小学生の子が卒業しちゃうんだよ?
ラジオでは素の二人を知ることが出来ると!
m:ライブでもどこでも素なんですけどね(笑)
k:YOFFYさんにも言われるんですけど本当キャラを作ることができなくて(汗)
今の事務所に入るキッカケは?(寒河江社長にも語ってもらいました)
寒河江社長(以下社長):我流トーキョーの原田謙太から話を聞くまでは二人のことを知らなかったの。YOFFYがプロデュースしているってことをよく耳にしてて、我流がイベントで一緒になること多くて「二人は面白いですよ」と聞いていたんだよね。それでライブを見に行ったんだよ。
m:あれがMonster’s Stageの第1回目でした。我流さんに出ていただいたんです。
社長:ゴディバのアイスを持ってね(笑)
二人:美味しくいただきました!
社長:デラスタが最初に出てきたんだけどそれだけ見て、我流見ないで帰っちゃった(笑)それが最初。見てて面白いなと思ったけど、ずっとプレイヤーでやってきたからこういうスタイルの人達とこれまで接点が無くて、どう扱ったら良いのかなと考えた。YOFFYが関わっているなら相談できるし、原田が凄い推してきたんだよね。「それぞれ自立してるんで!」とか言ってさ(笑)それで一回会ってみることになって、その時どれ程の熱意があるのかわからなくて、何の気なしに「うちの事務所に来てみたら面白いかもね」と言ってみたら「是非!」とか言ってて。「女性だし社交辞令かな?」と思っていたら本気だった(笑)
m:本気でした(笑)
k:私達的には本気でしかなかったです(笑)
社長:何か大したことが出来る訳じゃないけど、やりたいことがあって活動していなければうちに来る必要ないし、意味がないからね。そういう音楽に対しての潔癖さみたいなのを持っているから契約した。「やりたいんです!」と言われたら「一緒に頑張ろう」と言えるからね。
二人にはそういう熱意を感じた?
社長:凄く下手×2に出てくるんだけど言いたいことはハッキリ言ってくるね(笑) CD作るのを決めた時も、その日散々打合せして「終わりかな?」と思ったら帰らなくて。他の従業員は個々の仕事やり初めてるし、帰る準備していたらモゾモゾしだして「あの、それで……」て始まった(笑)
二人:CD出したいんですけどって。
一同爆笑
社長:主張が強い(笑)タケカワさんに銀河鉄道999歌いたいと言った時とかそうだよね。
k:私達のラジオにタケカワさんに出演をして欲しいなって話をしていたらmisacoがTwitterのDMで「来てくださいよー」とか普通に言っちゃうんですよ!
m:(笑)
k:言われた方もそう来ると「おおぅ、良いよ」となるみたいで。
m:同じような感じでさいたま市長もラジオに呼びました(笑)本当はちゃんと手続き踏まないといけないんですけど……
k:市長ですよ?市長にDM送るんですよ!?ヤバくないですか?(笑)
その行動力には驚かされますね。
k:でもこれも二人組の特権かなと思っていて、片方が突拍子もないことしてももう片方がちゃんとしていれば良いかなと思って……
社長:ちゃんとしてるの!?
k:一応ちゃんとしてます(控えめに)。私はちゃんとした文章を書く担当、(misacoは)暴走担当みたいな感じです。
m:多分失礼はしていないから来てくれたんだと思います。
k:そうだね。
m:結成した頃から人に嫌われないユニットになろうと思っています。
k:貪欲だけど謙虚に。
m:食わず嫌いと一緒でやらないことって勿体ないじゃないですか?やってみてダメだったらしょうがないけどやらないでダメなのはなーって……。
結成するキッカケもmisacoさんの行動力ですよね。
m:やってみてダメだったらすいませんでした、と次に活かせば良いかなと。katsueも断られていたかもしれないもんね?
k:(misacoの中には)根拠のない自信があるんでしょうね。多分イケるっぽい!って感じで。
m:確かにkatsueを誘うときそういうのありました(笑)
今回ずっとお話を聞いてますけど、空気感といい、二人の相性は抜群ですね。
m:それだけは自信を持って言える!
k:だから長くやっていられるのかなと思います。
2016年に行った初のワンマンライブはいかがでしたか?
k:今思えば楽しかったんですけど、当時は滅茶苦茶大変だったという思いが強くて。曲を弾いてくれるバンドさんを探して声をかけたり、殆どのことを自分達でやったので……
m:ワンマンライブは生バンドでやりたいという拘りがありました。バンドメンバーさんも一人一人声をかけて集めていきました。大きめのライブハウスでやらせてもらうときは特に生バンドでやりたいなと思っています。音回りの準備はYOFFYさんが手を貸してくれたんですけど……
k:ブッキングを含めてそれ以外のことを自分達は何をすれば良いのか全くわからないし、手探り状態だったのでビックリするくらい身体が疲れて焼き肉が食べたくなりました、何度も(笑)
一同(笑)
力を使い過ぎて(笑)
m:力を使い過ぎると……
二人:焼肉食べたーい!ってなるよね。
k:肉が足りていないと思って、それぐらい色んなことにエネルギーを費やしていた、凄い大変だったなという思い出が強い一方、滅茶苦茶楽しくて!
ワンマンを終えてみてどうでしたか?
k:ライブをすることに対する意識が変わりましたね。ライブのペースは最初から変わらないです。
m:始めた頃は週に2回とかやっていたので。今は逆に減ってきているんですけど、ワンマンライブや主催のライブをやるタイミングを図るようになりました。 4月のMonster’s Stage!!は昨年の11月には動き始めていて、丁度今の事務所に所属したばかりだったので「やっちゃえ!」と決めちゃいました。
k:「自分達の主催をやるタイミングだ!」というのじゃなくて「何かやらなきゃ!」と思っていたんです。だから今からどんなライブにするか考えるところです(笑)
続いて4/14に行われる主催ライブMonster’s Stage!!のコンセプトはなんですか?
k:折角自分達が主催するのだから音楽性とか似たような人達を集めたものじゃなくて、バラエティー豊かなものにしたかったんです。例えば女性アーティストが主催すると女性アーティストだけが集まったものになりがちなんですけど、そこを一組だけ男性アーティストを入れたり、ライブでオケを使う人達の中にバンドの出演者を入れたりとか。最初から最後まで楽しかったと思えるイベントにしたいな、というのがあります。加えて自分達が「凄いな!」「良いでしょ?」と思う人達を見てもらいたい。それは「こういうのって凄く楽しくない?自慢の共演者達だよ!?」っていう気持ちです。共演者に負けない良いライブをしてやる!とかじゃなくて「ねえねえ、これ楽しいでしょ?」というスタンスですね。
今回のSpecial Nightに関しては本当に豪華なゲストの皆さまに出演していただくので、3回目にして本当にMonster’s Stage!!とつけて良かったと思っています。
すでに当日のセットリストをSNSなどで公開しているので、ぜひチェックしていただいて、予習して来てもらえたらさらにさらに盛り上がれると思います!
これまでのMonster’s Stage!!に出演した人達の中で印象的な人はいますか?
m:新しいジャンルだなと思った人達がいて、A Sky of Magnoliaさんというボーカルとバイオリニストのユニットです。バイオリンでロックをやられていて、そこにパワフルなボーカルが入るんですけど「尖っているな」と思いましたね。 このバイオリニストさんは今回のMonster’s Stage!!に出演してくださる弦楽器のインストユニットCraydollさんのメンバーでもあります。
今回も生バンドでやる予定ですか?
m:同じ事務所の我流トーキョーさんが演奏してくれることになっています。
何か企画していることはありますか?
m:新しいグッズを作る予定です。Monster’s Stage!!でしかゲット出来ない限定グッズで、このイベントでしか手に入れるチャンスはないです。あとフェスとかであるような紙のリストバンドを作ります。これは第1回からkatsueに許可なく、私が勝手にやっていることです(笑)
k:事後報告(笑)
m:(笑)デザインも色も何もかも相談しないで決めて作っています。ライブの記念として、この日にイベントがあった証として皆に覚えて欲しくて、日付を入れたものを見に来てくれた方にプレゼントします。
こういうイベントだとラストは皆でセッション!というのがお決まりですが……
m:毎回出演者の皆さんとセッションをさせていただいていて、今回も同じようにコラボする時間があります。私達主催のライブなので、私達がやりたいことをこんな凄い人達とやらせていただこうと思っています。
具体的に言うと?
m:コラボする曲も含めて皆さん5曲歌ってもらうんですけど、ファンなら聴きたい曲ばかりなので楽しめること間違いないです!