OSAMU METAL 80’Sは藤井修(Dr)を中心にNoB(Vo)、石原”SHARA”愼一郎(Gt)、寺沢功一(Ba)、河野陽吾(Key)の5人による80年代のハードロックやヘヴィ―メタルのカバーを披露するバンドである。ライブに行った人は「また行きたい」とオサメタの中毒者になることが多い。続々中毒者を発生させている彼らの魅力は何なのだろうか。
何と言ってもそれぞれがありったけの力を駆使してプレイされる80年代のHR/HMの楽曲が聴けることだろう。それが只の完コピであるならばここまで人を惹き付けない。観客の思い出を呼び起こさせる原曲通りのプレイだけじゃないプラスアルファがあって、また観に行こうと病みつきの中毒症状を引き起こすのだ。こればかりは耳だけじゃなくその目で見て、肌で感じて彼らのライブに行くこと以外に方法はない。CDやストリーミングでは味わえない音楽のダイナミクスをこれでもか!というくらいに味わわせてくれる、寧ろ劇薬と言ってもいいくらいの刺激体験が出来るはずだ。
以前に上げたレポートも参考になるかもしれない。
繰り替えすが音の再現度が高いという次元の話ではなく、曲の再現をしながらも同時にメンバーの色が見えてきてオサメタでしか聴くことの出来ない楽曲になっている。つまりカバーでありながらバンドのオリジナル曲を聴いているような個性が発揮されているのだ。
そしてカバーバンドだからこそ普段のメンバーの活動では見ることの出来ない姿もある。普段メインヴォーカルを取ることのないメンバーが曲に合わせてマイクを取ったり、本来のスタイルとは違うプレイを求められている楽曲をするなど、オサメタだからこそ聴くことの出来るものがある。これもまた彼らからの処方の一つだろう。
今回は東京の他に大阪、岡山と往診を予定している。岡山に至ってはライブ後の問診(メンバー参加のアフターパーティー)が企画されているようで、中毒者はお薬(今後やって欲しい楽曲)の要望を伝えてみてはいかがだろうか?
そして今回の目玉は何と言っても、メンバーのNoBと河野陽吾が在籍していたMAKE-UPの楽曲がセットリストに含まれていること。メンバーのセルフカバーはやらないと公言していただけに今回のツアーは興味深いものになりそうだ。
ということで多忙なメンバーから石原”SHARA”愼一郎と河野陽吾がメールにてインタビューに答えてくれた。
明日に初日の大阪が控えている中、中毒症状を緩和できればいいのだが………いや、この内服は禁断症状が出てしまう可能性があるので自分の体調を考慮したうえでの服用を勧める。
石原”SHARA”愼一郎(Gt)
●MAKE-UPの曲をやることになった経緯、プレイすることの意気込みや思いを聞かせてください。
SHARA:毎回邦楽のコピーコーナーがあるんだけど、今年はMAKE-UPが35周年なので、このツアーでMAKE-UPの曲を演るとファンの人に喜んでもらえるのでは無いかと思い提案しました。
天国の松ちゃん(松澤浩明、MAKE-UPのリーダーでギタリスト)も僕が弾くなら許してくれると思ってます。
このツアーには、松ちゃんから買ったGTのキャビネットを使おうと思っていたのですが、キャビを預けたローディーと連絡がつかないのが残念です。
花輪くん、もしこれ見たら連絡くださいね。
アドレスも、番号も変わってないよ。
河野:確か前回Liveの打ち上げでMAKE-UPが周年Live等をやった事がないなぁという話になって、SHARAさんよりお叱りを受けました(苦笑)。
バンドとしての活動期間も2~3年だし解散後、何度か再結成やイベント等の参加はあったものの、現在活動してる訳でもないので、全くそんな考えにも及ばなかったというのが正直な話です。
そしてSHARAさんから『FANのみんなの為にやった方が良いよ!絶対喜んでくれると思う』という話になりオサメタという場を借りて数曲披露する事になりました。
●今回の選曲についてどのように組んでいったのですか?
SHARA:選曲は毎回みんなで美味しいご飯食べながら。MAKE-UP曲はNoBと河野におまかせで。
河野:オサメタの通常コンセプト通り、みんなが楽しんでくれそうな曲を集めました。
●過去にアフターパーティーでファンから聞かれた質問や、会話で印象的なものはありましたか?
SHARA:よく聞かれるのは、スタイルを保つ秘訣かな。何を聞かれても、ちゃんと熱く語るよ(笑)
河野:私は岡山でしか経験がなく(苦笑)、これまでの中では特に「これは!」ありませんでした。
河野陽吾(Key)
うーん、流石にネタバレは無かったもののMAKE-UP曲は二人の選曲ということで、当日何が披露されるのかワクワクが止まらないだろう。
ツアー直前となってしまったが悩んでいた人は迷わず会場へ足を運ぶことをお勧めする。
中毒になっても自己責任ですが、きっとメンバーが貴方に合った処方をしてくれるでしょう!
「OSAMETA Junkie TOUR 2019」
〜オサメタ中毒者への処方箋〜
★9/7(土)大阪:THE LIVE HOUSE soma
OPEN 18:00 START 19:00
前売¥4,500 当日¥5,000(drink代+¥500別)
住所:大阪府大阪市中央区東心斎橋2-1-13 大阪屋ジャンボビルB1
TEL:06-6212-2253
WEB:http://www.will-music.net/soma/
<チケット購入>ローソン6/15、e+ 6/16発売開始
ローソンチケット Lコード:51834
e+(イープラス) Pコード:https://eplus.jp/sf/detail/2988160001-P0030001
★9/8(日)岡山CRAZYMAMA KIGDOM
OPEN 17:00 START 17:30
住所:岡山市北区中央町6-22中央町ヒルズ4F
TEL:086-233-9014
WEB:http://banquetunion.com/kingdom/
FBページ:https://www.facebook.com/banquetunion/
※公演詳細はCRAZYMAMA KINGDOM HP/(有)バンケットユニオンFBページにてご確認ください
【椅子自由席チケット】・整理番号付椅子自由席ポスタープレゼント他
椅子自由席前売¥6,000(drink代+¥600別)
椅子自由席当日¥6,500(drink代+¥600別)
※整理番号順に入場お好きな席に座ることが出来ます。
<チケット購入> 6/15発売開始
ローソンチケットのみ Lコード:62543
【スタンディングチケット】
スタンディング前売¥5,000(drink代+¥600別)
スタンディング当日¥5,500(drink代+¥600別)
※整理番号順に入場スタンデングエリアでの観覧となります。
<チケット購入> 6/15発売開始
ローソンチケット Lコード:62543
CRAZYMAMA KINGDOM電話予約 086-233-9014
※入場順 椅子自由席→スタンディングチケット(ローソン)➝スタンディングチケット(電話予約)➝当日券
◎メンバーも参加のアフターパーティ
料金2,000円(ソフトドリンク飲み放題、アルコール類有料、40分)
申し込みは入場時受付にて(人数限定)
★9/15(日) 東京Final:初台The DOORS
OPEN 17:00 START 18:00
前売5,000円 当日5,500円(drink代+¥600別)
住所:東京都渋谷区本町1-2-1
TEL:03-5350-5800(14:00~22:00)
WEB:http://1091m.com
<チケット購入> 6/15発売開始
e+(イープラス) Pコード:https://eplus.jp/sf/detail/2992100001-P0030001